コミックマーケット69(05/12/29〜30)


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オマエらこれに行っておかなきゃ年を越せないよ?というヲタの御用納め(違)、冬のコミックマーケットです。私事で言えば、今回2日間開催の冬コミに初めてサークルが受かったわけだし、サークルでも一般でもやるぜ!俺は!
と気合を入れたところで、ここの所やけに冷え込みが厳しい日が続いていますが、久しぶりに全日程(と言っても2日間だけだが)天候に恵まれそうだし、よいイベントになればいいですね。


1日目(29日)
さて初日。2日間になるという事は3日開催におけるジャンルの振り分けがキュッと圧縮されてるわけですが、考えて見れば3日開催でいうところの1日目と2日目が圧縮されて後は3日目って感じだよなー、とカタログチェックをしたリストを眺めながら思うわけです。半ば「コミケには始発で行こう!」っていうのが個人的慣例行事化してはいるのですが、でもやっぱ朝辛いしなーとか、年々弱音が増えていってますね、はい。で、結局出発したのは始発を1本逃した電車。そうなると京葉線で新木場→りんかい線で国際展示場コース。
さすがに始発よりは人が多いかもしれないと思う新木場駅で乗り換えると、丁度よくりんかい線の電車があって乗り換えはスムーズに。乗るポイントは例によって車両の端にしているのですが、相変わらず人はそれほど流れてきません。国際展示場で降りるなら、車両の中央に乗るのは大してメリット無いと思うんだけどね。人少なくていいけど。とは言え国際展示場では絶妙に大井町側からくる電車と被ったので、それなりの混雑になるし。

6:00 国際展示場駅を出る
東館に並ぶつもりだけど、そういやロータリー周辺の工事って終わってないのかなーと思いつつ外に出て見ると、やはり誘導はロータリーを右回り。が、丁度プロムナードのフード付き通路の所で、いきなり人の波がせき止められており、そこで東と西行きを分割しているらしかった。なんでまたこんな所で?という感じなのだが、とにかく指示に従う。

スタッフさん「ここで列を分けまーす!西に行きたい人は、こっちー」

‥‥は?
いや、「こっち」て。前でライトセーバー(違)降ってるのかもしれませんが、全然わかりません。せめて「向かって右」とか指示の出しようはあるでしょうに‥‥。もっとも、そこに居る人々はおおよそスタッフさんが言いたい事はわかるので、その指示に従います。
そして、「こっち」に行った西館行きの人と、残った東館行きの人に分かれると、東館行きの人々にはさらにスタッフさんの誘導が。こんな所でか?と思わなくもないけど、ロータリーを少し進んだところで列を作り、そのまま誘導開始。そのままぞろぞろと列は東館方面へ向かいます。駐車場まで誘導するのかと思ったのですが、ビックサイト近くの交差点まででした。そしてそこからやっぱり競歩発生。正直それに着いていく気力は無かったけど(苦笑
でも、割といいかもしれませんね、これ。駅を出てから東館の待機列のある埠頭付近まで距離があるので、それが多少なりと駅での混雑を招く原因になっていたかもしれないので、駅を出ていきなり列を作っているとなれば、大人しく諦めもつくでしょう、とか。ちょっと投げやり?それとも夏にこの辺の移動でなにかありましたかね?

6:30 駐車場へ到着。待機列へ
駐車場へたどり着くと、まぁいつもの1日目・2日目程度の列ができていました。ついでにいうと、ここでの待機列の作成にもちょっと変化があって、駐車場に入って直ぐのところで列を作成し始め、ある程度列になった所で列を並べるという方式をとっていました。色々工夫しているんだなぁ。一応確認してみたところ11列目でした。そこで「8:10頃から列の整理を始めます」というスタッフさんからの告知。
さて、ここらで一息。やっぱ待機列で並んでる時の屋台で買い食いするのも楽しみだよね〜。といきたいとこなんだけど、今回は屋台寂しいですなぁ。列整理が早まってる上、「キンモー☆」の件でもなんかあったかなぁ。それから、妙に奥まったところにあるトイレに行って、後は待機列まで待つのみ。食事を取りつつトイレにも行って、効率よく待ち時間を潰そうと思ったら、早めに動いておくべきかと思いますよ。

朝の高揚感からかはじめはそれ程寒さは感じないんだけど、明るくなるにつれて寒さが増してくる気がするんだよなー。というか睡眠時間が乏しいので、時間が経つほどウトウトしてくるんだけど。というところで徐々に列の整理が開始し、自分の位置では8:40頃から移動開始。ああいい天気。暖かくなりそうじゃないか。
列は少しずつ歩を進め、途中で恒例のごとく東123&西、東456行きを分けて建物に到達。ガレリアに入ったのは9:40、そこで開場時間を待つことになりました。今回はフライング拍手しなかったな。

10:02 東2ホール入場
時間は少しさかのぼって列整備をする前の事。だいたいそれくらいに、チェックリストを元に今日の行動指針を決めているのですが、こう言うのもなんだが始発で来た理由って特にないよなー、と改めて思う。今、東に並んでるのですが、東館で壁にチェックを入れているのは「Passing Rim」のみ。ついでにチェックを入れる場合、必須・ちょい優先順位落ち・新規・保留・諦めモード、という様に分類しているのですが、諦めモード扱いにしてるんですけど。つーても他全部島だしなぁ。うーむ。せっかくだしダメ元で行ってみるか。状況はよくわからないけど、初動で行く機会というのも稀な事だし。

という事で初動は東123ホール入場、「Passing Rim」行き。
一般の入場列は、ホールに入ってから大通りをそのまま外周に抜けているので、外へはスムーズに出れます。その外には既にどこの列だかわからないけど行列ができているわけですが、さて、スペースの位置が向かって左手だから、列の最後尾は向かって右‥‥か?と右を見れば、多くの人が走っていくその先には「Passing Rim」の最後尾札?うはー、はいてない人ってそんなに人気あるのか‥‥。こんな大行列に並ぶのも久しぶりなので、ともかく列に並んでみる。時間は丁度10:05頃。それから、列を整理しているのかなんなのか、地味に列は進んだり止まったり。どっちみち長丁場になりそうだ。なにやら状況はわからないまま、みるみる伸びていく後続を眺める。ふむ、たいていは居るであろうループの人がまだいない様だが、販売遅らせてるのか?その間、周りでは限定10だとかなんだとか情報が飛び交い始める。おや、再並びの人がやっと登場の様だけど確かに手には10部ほどの本は持っている。‥‥よくわからんけど、そんなに数あるのか?
朝並ぶという事で、少し多めに着込んできたのがちょっと暑くなってきたなーという中、列は遅々としか進まない。列を2列で作り始めてその後3列に並べなおしたりして、列の長さはあれどそれ程人数が居るわけではないのか?と思ったりもしたのだけど、まもなくお昼も近づいてくる時間となればさすがに本が買えるかどうか不安になってくるというもの。現定数は10→5→3を経て既に1になっているとかいう声も聞こえる。いやもう1で十分なので残ってますように。果たして限1となった新刊のみを無事購入。ホッと胸を撫で下ろしつつ時間は既にお昼。うはー、久しぶりに長い道のりだった。
それから東123→東456→西とチェック分を回る。単純な話、必須サークルは東よりも西の方が多い。それに、結構時間を喰ってしまったけど、チェックしている各サークルとも、購入できなかったのはコピー本くらいで特に取りこぼしも無い感じ。西で「御月堂」に諦めモードでチェックをいれてましたが、案の定終了していた程度です。

さて、こういう順番で回ってしまうと、後は西の上のフロアに行ってみたくもなるのですが、今回は特に企業スペには興味はないので、東に戻る事に。チェックはいれてないんだけど、興味のあるジャンルをちょっと見て回っておこうかと‥‥。
『ガンダム種』と「RPG」ジャンルなんですけどね。
種と言っても、あれですよ、アスメイね。もしくはホーク姉妹。明日探そうとすると、ストレートにエロいのしかなさそうなんで、どっちかというとそっち系よりほのぼのギャグ系の本がないかなーと。しかしまぁなんだね、種地帯はちょっと緊張するね。お呼びじゃない空気が流れてたらどうしようと。そりゃそういう一角もあるかもしれないけど、大丈夫だ、アスメイはノーマルカプだし、女キャラメインなんだからっっ。まぁ、突入するまでのこちらの緊張とは裏腹に、普通に男性作家のサークルはいくらでもあるし、種以外の本でこちらの良く知っているネタの本を置いているサークルも割りとあるわけですよ。それでも落ち着かないけどね!
そして、チェックは入れないまでも「ここ、ちょっとみてみたいかも」とか思っていたサークルさんは不在とか。む、無念‥‥。
後はRPGジャンル地帯を流して撤収とあいなりましたとさ。

13:40 撤収
帰り道、アキバエクスプレスになんて乗ってみたりしたのは、また別のお話。

2日目(30日)
今日はサークル参加です。サークル入場は7:30からなので丁度りんかい線直通の埼京線が使えるんですね。まったくもって便利です。という事で今回も、手伝いのフトシとともに出発。
国際展示場駅に着くまではいいのですが、ホームに降りるとやっぱ混んでるよなー。今の時間だともうちょっと空いてた気がするんだけど違ったっけ?と話ながら、一路ビックサイト正門へ。前日「30日行くんですけどスペースどこですかー」と連絡してきたromlette君に「チケットあまってるからあげるよ。無論、俺のお遣いに行くの条件でな!(鬼)」と言い渡し、そのromlette君と正門で合流。今回はこんな3人で入場。
去年まで直接東館に行っていた時と違い、正門から入場する方がスムーズで楽な気がします。

さて、入場して自スペの準備。入稿してから初お目見えの自分の本に目を通すまもなく、受付の用意など。前回と違い、参加登録カードを書いてなかったとかハンコがないとか、そういうヘマは今回は大丈夫なのですが、見本誌提出の新刊の値段に悩む。まぁ、これハッタリ値段でもいいんでしょうけど、どっちみ今回の新刊の値段を決めかねていたんですよ。というか、いっつも悩むんだよなー、値段。一般的にはページ数×10円一桁四捨五入なんてのが通例かもしれませんが、

フトシ「買う人は100円の違いなんて変わらんて。ていうか会計するこっちはキリのいい値段が楽」
Undo「ばっか!自分の胸に手当てて考えて見ろ。自分が買った他のサークルの500円の本と自分本を見比べて、どっちも500円って納得するか?」
フトシ「じゃあ自分が買った他所の400円の本と比べて納得してんのかよ?」
Undo「‥‥‥‥('A`)」

値段って自己評価なんですよね自分的には。とは言え、胸を張って「これ400円です!」て言えはしないんですけど。でも結局自分が買うときは値段なんか気にしてないじゃーん、てのはその通りだよハハハ。‥‥価格設定にはいつもこんな苦悩を重ねてる訳です。あ、どっちみち赤です。

そんなこんなでスペースの準備ができる頃には、周りのサークルさんもそろってきているので挨拶をして、そして気が付けば今回も大通り沿いなので目の前には外行きの列が。丁度東1ホールの列は8時半にしてうちのサークルの目の前辺り(ホール半分未満)まで来ていますが、東2ホールの列は既にホールの半分を過ぎている感じ。サークル入場組の外行きの列は、各ホール1本づつの大通りに作られているわけですが、3本できるこの列は特に一斉に作られるわけではなく、毎度なし崩し的に作られていきます。この辺は、スタッフさんの抑止力次第になる気もしますが、結局は列ができかけると群集心理で人が集まってしまい、散らしきれずにやむを得ずって感じです。今回はやけに東2に列ができているのが早かった気がしますが(東2に人だかりができている頃、まだ東1は平穏そのものだったし)、東2から出て行く辺りにどこか大物サークルがあったかもしれません。‥‥んー、「AMR」‥‥「CHOCOLATE SHOP」‥‥それだと東3か?「EXCLAMATION」?マジカー('A`)
こちらもだいたい9時前には準備が完了したのでいつものフォーメーション(笑)。俺買い物、フトシ売り子「けど、うちの両隣2軒ずつ頼む」「はぁ?死ねよ!」、romlette君には「ハッシーだけ頼む!後は自由にしてくれ(鬼)」と言い渡し、後は残り時間開場時間を待つ事に。

さて本日の行動指針ですが、例によりリミットは12時半としても、うまいことチェックのサークルさんが固まっていてくれているのがラッキーですな。これなら東A前半から順に東1→2→3、後は東456→西でオッケーかも。という事でまずはA一桁のシャッター前組へ。

10:00 開場
初動は毎度のごとく「Rengaworks」へ。この辺今回は「EXCLAMATION」との葛藤があったのですが、romlette君の協力を得ていつもの体制へ。尊い犠牲であった(違
いつも重量級になる「Rengaworks」も今回は軽量級かなー、などと思っていると、やっぱり重量級か。重量級故か、本が1種時間差販売。12時からってマジすかー。それと夏の乱丁交換本の受付もあったのに、案外交換の出足が鈍くてちょっとがっかりしている感じの煉瓦さんが印象的でした。俺で2人目だったしなぁ。まぁまだ始まって10分程度ですから。
そこからスライドして「QP:FLAPPER」→「ぺたぺだだん。」。ここで館内に入ったのですが、存外「猫娘亭」が空いている様だったので再度外に出て「猫娘亭」。それから館内に入り「TAROTS」「スカポン堂」「走れ!」「玉亭」と、「FOMALHAUT」はスッパリ諦めたものの、イイ感じです。ここから順にCDE‥‥とくだり、ああフトシ大丈夫かなと自スペの3つ隣の「塩こんぶプロジェクト」に立ち寄りつつ、そのまま『シスプリ』地帯など。
ところが、やべっ、思いのほか好調じゃん、とイイ気になりながらアルファベットも終わりかけまで来たところで、それまでの通路とは打って変わり、通路が肉壁で塞がっています。文字通り肉壁です。普通、如何ほどに混んではいても、それなりのスペースであるとか人の流れであるとかがあると思うのですが、根本的にそんなものはなく、これは完全なカオス。紛れ込んだらどうなるかわからないというか紛れ込む事もできないというか。うーむ、ここから先は男性向けか‥‥カタカナ地帯はいったん回避だなこれ。と外周側に出て一度自スペ方面へ。その合間に「篠原重工」「ねこま屋。」を通るも思った以上に混雑気味。後回しだな。

フトシ「この時間にしては割りといい調子だよ」
という言葉にホッと胸を撫で下ろしつつ、一路東456へ。それから西‥‥いや東3方面か、その時考えよう、という事にしていたのだけど、少年創作地帯は普通な混雑なものの、他の東456のチェックをつけていた辺りは東3同様のカオス気味。こっちも男性向けか。うーむ、男性向けは手ごわい。島中の通路を一方通行、右側通行と色々工夫はしているのだが、その誘導もままならない程に人が溢れ返っている。これでは、通路を通る以外に、その島のサークルの本を買いたいと思ってもなかなかスペースにたどり着く事すらかなわない気がするのだが。そのあたり、この辺のサークルさんなどはどうしているんだろう?だた、このカオスっぷりはかなり局地的な物で、もちろん空いているところは空いている。先を読むのは厳しいが、配置の振り分けの検討点になるんじゃないのかなぁ。
そんな感じで、こちらでは「RiceCandy」「ホンノキモチヤ」などをチェック。

そこで一度自スペに戻り、おおよそ11時45分。結構微妙な時間になってしまった。これで西に行って東3?無理だろそれ。
ひとまず荷物を置き、東3へ特攻する事にする。混雑がひどいのはア〜イ辺りだろう。外周から回り込めば向こう側には行ける!という事で外周から回り込んでカタカナ地帯。それでもそこそこ混んではいたが、見て回るには苦労しないという感じでPONPONさんの「はっちゃけ荘」や「ねこおせ」へ。
時間は12時。
よし、西は全部カット。
行って帰ってだと時間は殆どない。東で回っていない所に行こう。となると「Rengaworks」の時間差分OKじゃね!?という事で外に出て「Rengaworks」へ。それから混雑でスルー、優先度低によりスルーしていたあたりを経て、ジャスト12時半に自スペへ。西に一歩も足を踏み入れることなく終わりそうだけど、十分ですよ。贅沢言っちゃいかんね。

12:30 フトシと売り子交代
ぶっちゃけ、うちはお昼過ぎくらいからのサークルであると自認しているのだけど、今回はジャンル効果か思ったよりも午前中から結構な人が本を手にとってくれていた様だ。フトシと交代してから、ボチボチ朝食権お昼を食べようかと思ったのだが、間髪いれず本を見てもらえているので、食いかけにしたオニギリが無残にテーブルに転がっている状態。ダイレクトに指名買いをしてくれる方も多く、うわ、中身確認しなくていいですか‥‥?と思う事もしばしば。あれだね、不毛の戯画ジャンル、というか『ショコラ』『パルフェ』にもそれだけの需要があったって事だよね。
ただまぁ、午前中からお昼辺りにかけては、ジャンル指名買いの人がたくさん来てくれているのですが、やはり午後しばらく経つと、流しでやってくる人たちに層が変化して、フラリと手に取って中身を確認して、それでスルーされる事が多くなる。ジャンル補正が無ければ、やはり自分の本はそれくらいなのだと認識させられる訳です。課題は多いよな。
とは言え、色々課題のポイントを考えて本を改善していく事を考えれば、思ったよりも表紙に反応してくれた人が多かった気がするし、いくらかそのデキもマシにはなってきているはずと手応えを感じれます。フトシ曰く「なんか本読んでヤケにウケてた人居たけど、お前の本って面白いの?」とか言う話も聞きました。ならばこそ、もっと頑張らないとね。

16:00 終了
さすがに3時を回った辺りから、周りも片付けがバタバタと始まります。宅急便の兼ね合いもあるので悠長にはしていられないのですが、今回は思ったよりも本が売れてくれたので、宅急便に頼るどころか、ダンボール1箱潰せるんじゃね?という状態でしたので、ノンビリと閉会待ち。
結局、終了まで特にこれと言った事もなく無事閉会を迎えました。帰り際お隣のサークルさんから「よかったら」と新刊をいただいてしまったのだけど、うっかりこっちもお返しするタイミングを逸してしまったのが残念無念というか、申し訳ない感じでした。
それからパパッとスペースを片付け、普段だと机とかイスがもう少し片付いているのですが、うちの周辺はあまり片付いていなかったので、今回はイスと机を設営時の状態にして終了。スペースのシールを剥がすようにとアナウンスがあったので記念に持って帰る事にしたけど(笑
何はともあれ、お疲れ様でした。


総括
今回は書き手としても読み手としてもボク満足!という感じですので、個人的にはとても良いコミケでした。全体を通して見た感じだと、日程とジャンルが凝縮されているとは言え、冬ながらなかなか多くの人が来場していたのではないでしょうか。西の方、企業とかコスプレスペースはぜんぜんわかりませんけど。アキハバラのアレとは違い、コミケはヲタ層の単純増かと思います。入場前の待機列やアキバエクスプレス車中などで、「初めてコミケに来た」という声を割りと聞いたしなぁ。
運営面では、一般参加者に対しての入場体制の改善などは、効果の程はともかく色々取り組みをしているんだなというのが感じられました。しかし、上記にもありますが、2日目の午前からお昼過ぎにかけての男性向け地帯のカオスっぷりなどは、今後なんらかの手をうっていかないと色々大変な事になるのではないかと危惧してしまったりもしました。ただ、冬は荷物が多いからねー。夏とは違った苦労があるかもしれません。。

荷物と言えばカートについてもちょっと触れておきます。今回に限った事でもなく、マンレポでも毎回ネタにも挙がりますが、カートは正直痛いです。ぶつかると。会場内では人はスペースを見つけ忙しなく動いていますので、ポッカリスペースが開いているとそこに進もうとするのですが、そこにはカートがありました、なんて事はよくある話です。カートを使っている人も、基本的にカートは引っ張って使うので必然的に背後になり、カートに対しての注意が散漫になります。この現状で、カートに対しての注意を使用者だけに求めるつもりもなく、周りの人も「カートがある“かも”しれない」くらいの自衛のキモチを持つしかないと思ってはいますが、準備会からも「混雑時はカートは前にして使ってください」というような旨のアナウンスが入場時にありました。しかし、TPO関わらずその様な配慮が感じれる人を見かける事がなかったのも事実。イベント時、焦る気持ちがそういった事を忘れさせてしまうのも分からないでもないですが、逆にその様な時だからこそ、配慮を見せるくらいの余裕が欲しい様に思います。
カートにもそれぞれ用途があり、僕自身も持ち込み・持ち帰りでカートを使っています。自分にとって便利ならばこそ、自分以外の人に迷惑をかけないよう配慮していきたいものです。

なんて事を書いてみましたが、年々参加者が増加傾向(?)にあるコミケですが、毎回体制はずいぶん改善されていっている様に感じています。来年も良いイベントである様に願いたいですね。
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